上野村の木工産業とそこに住む人々の暮らしを体験する旅。第二回上野村ツアーを実施。

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2012年度は、群馬県上野村での活動の目的を2つ設定しました。一つ目が、上野村の方々、特にお年寄りの方により元気になってもらうこと。二つ目が上野村の木工産業の希望・可能性を伝えるということです。

一つ目に関しては、若者との交流を通じて、もっと元気になってもらおうと考え、二つ目に関しては、上野村の木工職人の方に外部の人々との交流を通じて、上野村の木工の良さを再認識してほしいと考えました。

その機会を生み出すためにも、前年度に引き続き、2012年度も上野村を訪れるツアーを開催しました。

上野村の文化と産業、そしてそこに住む人々の暮らしを体験する旅

2012年10月27日から28日にかけての一泊二日のツアーを実施しました。参加者は、スタップの12名を含めると、計27名となりました。また、昨年に続き参加していただいた方が4名いるということが大きなことだったと思います。ツアーのスケジュールは以下のとおりです。

スケジュール
10月27日(土)
11:40 西武秩父駅出発
13:00 昼食
→(昼食後、①新羽に向かう班と、②白井に向かう班で分かれる)
13:30 ①わらしべ 開始 14:00 ②白井村人体験
16:00 ①木工体験
18:00 ①わらしべBBQ
21:00 キャンプファイヤー(ここで①、②合流)

10月28日(日)
8:00 朝食
10:00 ふるさと祭り
人探しゲーム
13:30 上野村出発
15:00 西武秩父駅着・解散

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おすそわけ文化に注目したわらしべバーベキュー

「わらしべバーベキュー」は、前年度に引き続き、上野村の「おすそわけ」の文化に注目した企画です。
参照:「おすそわけの文化」を上野村で体験。第一回上野村ツアーイベントを2011年に実施。

知らない土地を実際に歩くことで、気づくことがたくさんあります。偶然会った人に話しかけたり、家を訪ねたりと、多くの人と交流していただきました。会ったばかりの人でも、村の人は親切に話を聞いてくれ、運が良ければ何種類もの野菜をくれる人がいらっしゃいます。もらった食材でBBQをすることで、参加者同士の関わりも深まったのではないでしょうか。

地域のことを知るためには、そこに住む人々と会話してみないと、その土地の空気感であったり雰囲気はわからないものです。都会では感じることのできない、人の温かさを、村人の方々との交流を通じて感じることができたのではないでしょうか。

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上野村の木工産業と人々の生活ふれる

「木工体験」は、上野村の産業である木工にふれてもらう企画です。ツアーでは、参加者の方にスプーンの研磨と仕上げを体験していただきました。参加者はいいものに仕上げようと真剣になりながらも、終始笑顔で作業をしていました。出来上がったスプーンはお土産として、参加者が持って帰りました。

「村人体験」とは、その名の通り上野村の生活を疑似体験してもらう企画です。村人体験を行った白井集落では、群馬県から長野県につながる道で、昔は荷物の運搬のために使われていた十石街道の清掃体験と「おっきりこみ」と呼ばれる、味噌煮込みうどんのような郷土料理を作りました。

2日目には、上野村の毎年10月に行われている「ふるさと祭り」の会場内で、少ないヒントの中から村人を探し当ててもらう企画を行いました。

協力していただいた村民の方々に職業や趣味、お祭り当日の役割などの情報を提供してもらい、それを頼りに会場で聞き込みを行い、村人探しをするゲームで、お祭りを楽しみつつ、多くの村人と参加者の方に交流してもらうことができました。

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最後に

2011年度に実施したツアー内容の「わらしべBBQ」に加え、2012年度は、上野村の白井集落での「村人体験」を加えることで、より深く村とツアーコンテンツとなりました。また、地場産業である木工をツアーに組み込むことで、村の産業をPRする場も作りました。

ツアー後のアンケートの結果、一番満足度の高かったコンテンツが、村人との交流でした。地域の暮らしをありのままに体験し、村人と直接ふれあう機会を持つことが、参加者の満足度を高めるであろうという「旅おこし」の仮説が検証される結果となりました。

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